2月1日のちちんぷいぷい「連続たまご紀行」で紹介されたたまごは、ダシの味がするたまご。
そしてそのたまごを使ったお好み焼きが紹介されました。
スポンサーリンク
広島風お好み焼き
広島でたまごが欠かせない名物料理といえばお好み焼き。
今回紹介するたまごが使われているお好み焼き屋さんは、「うまいもん屋 五エ門 胡店」です。
うまいもん屋 五エ門は、広島で10店舗を構える広島風お好み焼きの人気店。
粉とキャベツを混ぜて焼く大阪風のお好み焼きと違って、広島風のお好み焼きは薄く伸ばした生地にキャベツともやしをたっぷりのせて焼き上げます。
さらに中華そばを鉄板で炒めてのせて、仕上げに登場するのがたまごなんです。
つぶしたたまごにすべての具材をのせて、甘めのソースを塗れば出来上がり。
野菜たっぷりのお好み焼きは、たまごのまろやかな味と合わさって、ペロリと食べられます。
そんな五エ門では年間50万個くらいのたまごを使っているそうです。
国産小麦のめんに、広島産のキャベツを使うなど材料にはこだわっている五エ門。
なのでもちろん、たまごもこだわっているそうです。
年間約50万個も使うたまご、それが石本農場の「ばんぶー真卵 さくら」です。
石本農場のダシの香りがするたまご
石本農場では、2種類のばんぶー真卵を販売しています。
ばんぶーとは発酵させた竹粉を与えた国産鶏が産んだたまごです。
竹の消臭効果でたまごの匂いを抑えられていて、さらにコクがあって旨みがあるそうです。
石本農場で販売されている2種類のばんぶーたまごは、
純国産鶏さくらのたまご
純国産鶏もみじのたまご
です。
さくらのたまごは、割ってみると、白身と黄身が一体になっていて、少しダシの味がします。
後味がすこししょっぱい。
白身が濃いさくらは、料理やお菓子作りに向きます。
もみじのたまごは、さくらよりも黄身の色が濃く、白身のうま味より君のうま味が強い。
黄身が濃いもみじは、たまごかけごはんに向きます。
石本農場の養鶏場は広島市内から北へ40km、島根県との県境に近い山の中にあります。
標高700mのこの場所でおよそ7万羽の鶏を飼育しています。
鶏にとってこの環境が良いらしく、寒いとたまごは味が濃く栄養価も高くなるようです。
ばんぶー真卵さくらは、どんなエサを与えているのでしょう?
それは大量のかつおと昆布。
実はうどん屋さんから引き取ったダシがらなんです。
昆布のぬめりが白身のうま味になるそうで、エサに混ぜるとカツオは黄身、昆布は白身をおいしくする力があるそうです。
しかし、そのまま与えても鶏は食べてくれません。
そこで活躍するのがエサ専用の発酵機。
かつおと昆布を発酵させることでよりおいしく消化に良い餌をつくっているんです。
さらにエサに加えるのは牧草と、竹の粉を発酵させたもの。
発酵させた竹の粉を鶏に与えるとたまごの匂いが弱くなるそうなんです。
さらにそら豆や米ぬかを入れて熱を加えながら丸2日間かけて発酵させます。
最後に魚粉、米、トウモロコシ、牡蠣殻などを加えればエサが完成。
このエサを食べて、コクがあって旨みもある臭みがないたまごが生れるんです。
お店情報
【石本農場】
住所:広島営業所住所広島市安佐南区西原4-28-16
電話:082-875-2820
FAX:082-875-2894
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日、月曜日
ばんぶー真卵 さくら
30個 1100円(税込)
お取り寄せは、電話・FAX・インターネットからできます。
【うまいもん屋 五エ門 胡店】
住所:広島県広島市中区胡町3-14 アーバン胡館
電話:082-249-8089
営業時間:昼11:30〜LO14:00、
夜:17:00〜LO翌2:30
※日・祝日:17:00〜LO23:30
定休日:無休
URL:http://www.goemon.in/index.html
お好み焼き そば肉玉子入り
756円(税込)
前回「ちちんぷいぷい「連続たまご紀行」で紹介!縁起のいいたまごの究極釜玉うどん」の記事もよければご覧になってください。