花粉症や風邪で鼻が詰まると頭がボーっとして体がだるくなったり、イライラしたり、眠れなくなったり辛いですよね。
薬にはできれば頼りたくないし、でもどうすればいいかわからない。
今回はそんな辛い鼻詰まりをスッキリ解消する抜群の方法を紹介したいと思います。
スポンサーリンク
鼻詰まりの原因
花粉が鼻に入ってくると、鼻の細胞内にある肥満細胞に花粉が付きます。
花粉が付くとヒスタミンやロイコトリエン、トロンボキサンなどを放出します。
その放出されたヒスタミンやロイコトリエン、トロンボキサンなどが、神経や血管に刺激をあたえることで、くしゃみや鼻水、鼻詰まりの原因になります。
鼻詰まりの原因は、ヒスタミンやロイコトリエン、トロンボキサンなどが鼻甲介(特に下鼻甲介)のを刺激し、表面粘膜が腫れるために、空気が通れなくなり鼻詰まりとなります。
鼻腔を広げるテープなどを貼ると鼻詰まりが楽になるのは、鼻甲介を外側から引っ張り、空気が通れるようにしているためです。
また、くしゃみや鼻水などで鼻をこすって粘膜を傷つけてしまうと、症状が悪化してしまう場合もあるため、しっかりと症状を抑えることが大切です。
鼻詰まりに効果がある方法をいくつか紹介するので、ぜひ役立ててください。
蒸しタオルで温める
蒸しタオルで鼻を温めることで鼻孔が広がり、粘膜の血流がよくなって、一時的に鼻の通りがよくなります。
お風呂に入った時に鼻の通りよくなるのは、体や鼻が温められたためで、蒸しタオルで鼻を温めるのと同じ効果があります。
【やり方】
1.タオルを水で濡らしてかたく絞り、1分ほど電子レンジで加熱します。
2.タオルで鼻全体を覆います。
※熱いのでやけどに注意してください。
ペットボトル
東京の耳鼻科の先生が考案した方法です。
右の鼻が詰まって苦しいときに、左側を下にして横に寝ると右の鼻の通りがよくなったことってありませんか?
これは、脇の下にある自律神経が圧迫されたことで、鼻の粘膜の血流が一時的に改善されるたなんだとか。
ペットボトルを使用して鼻詰まりを解消する方法は、これを応用したものです。
【やり方】
1.空になったペットボトルを脇の下にしっかり挟み込みます。
2.鼻詰まりで辛い方と反対側の脇に挟むようにします。
数十秒もしないうちにスッキリ。
挟む位置には個人差があるので、自分に合う位置を試してみてください。
鼻詰まりのツボを押す
鼻詰まりを解消する「迎香(げいこう)」というツボを押すとスッキリして、鼻の通りがよくなります。
迎香のツボは小鼻のすぐわきの少しへこんだところにあります。
ツボに指先を押しつけて、回転させるようにマッサージしてください。
鼻詰まりがスッキリするまでしばらく続けましょう。
鼻腔拡張テープ
眠る時のような長時間鼻詰まりを解消したいときには、鼻腔拡張テープがおすすめです。
「鼻詰まりの原因」のところでも記述しましたが、鼻詰まりの原因は、ヒスタミンやロイコトリエン、トロンボキサンなどが鼻甲介刺激し、表面粘膜が腫れ空気が通れなくなり鼻詰まりとなります。
鼻腔テープを貼ると鼻甲介を外側から引っ張り、空気の通り道ができため鼻詰まりが解消されます。
眠るときなどにはおすすめです。
今回紹介した方法をぜひ試してみてください。
今晩からぐっすり眠れますように。