こんにちは、マルミ(@marumarumi_chan)です。
朝起きた時(特に冬など)にのどに違和感があることはありませんか?
咳をしてみると痰(たん)の固まりがでてビックリすることもあると思います。
今回はそんな痰が出る原因などについて紹介したいと思います。
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痰が出る仕組み
痰は気道内に異物が入った時に、咳とともに異物を絡め取って外へ出そうとするときに出る物です。
副鼻腔、鼻、喉、気管支、肺のいずれかで細菌感染が起こったときに良く出る症状です。
特に風邪が治る過程のウィルス感染に引き続く細菌感染によりよくみられます。
実は異物などが入ってない健康な体であっても痰は常に出ています。
普段、目に見えない大気中のほこりや菌などを呼吸することで体内に取り込んでいるからです。
実は気にかけていないだけで、知らず知らずのうちに唾と一緒に飲み込んでしまっているのです。
痰が絡む原因
痰が絡む原因のほとんどは病気によるものです。
上記でも述べたように、正常な体でも痰は出ているのですが、無色でしかも健康な体の場合は痰がのどに絡むことなく飲み込んでしまっています。
ですので、喉に痰が絡むという場合はドロドロで固まりになっている状態なんです。
痰が固まりになる原因は、体内にほこりや塵、細菌やウイルスなどの異物が入ってしまったためです。
特に冬などは寒いからと換気をせずに窓を閉め切ったままにしていることで、ほこりや塵が知らず知らずのうちに溜まっているものです。
また、空気も乾燥しているため細菌やウイルスが繁殖しやすい状況にあるとも言えます。
さらに喫煙することでも空気が汚れてしまいます。
このような状況下に心当たりがあり、痰が絡むという場合は加湿器を使用したり、禁煙をするなどといった対策をとるようにしましょう。
痰の色が黄色・黄緑色・緑色の場合
健康な状態の痰は無色です。痰に色が付く理由は、体が細菌感染していることを表しています。
体は細菌などが入ってくると、免疫担当細胞である白血球が体を守ろうと戦います。
白血球が細菌などと戦った結果として、細菌や白血球が痰と一緒に体外に出ようとします。
つまり痰についている色は細菌や白血球なのです。
喉に違和感があって咳が出る、しかもドロッとした痰が出る場合は白血球が細菌などから体を守ってくれた結果なんです。
しかし、痰に色がつく場合は様々な病状が考えられます。
- 慢性気管支炎
- インフルエンザ桿菌
- 蓄膿症
- 緑膿菌
など。
また、風邪をひいたときの緑色の痰の場合は慢性気管支炎、インフルエンザ桿菌や緑膿菌の感染が多いといわれています。
しかし、細菌性肺炎や肺結核でも緑色の痰がでることがあります。
痰の色が赤色の場合
痰の色が赤い場合、この場合は痰に血が混じっていると言えます。
痰に血が混じっている場合は重篤化の恐れがあります。
早急に病院を受診しましょう。
ちなみに私も少しだけ血が混じった痰の塊が出たことがあり、ビックリして耳鼻咽喉科を受診したことがあります。
その時は鼻奥と口奥との境目に傷が入って出血しているのが原因と言われました。
風邪を引いていたので、鼻のかみすぎが原因だったようです。
止血剤と痰切り薬を処方してもらったら、すぐに治りました。
とにかく早めに専門医に診てもらうことが一番です。
朝にだけ痰が出るのは?
朝にだけ痰が出るのは、寝ている間口呼吸をしている可能性があります。
口呼吸をすることで、体内にほこりや塵が入ってしまい、それが起きた時に痰と一緒に排出されている場合が多いです。
口呼吸を直すことは難しいですが、寝室の掃除をして環境を整えたり、加湿器を使うこともおすすめです。
私のおすすめはマスクをして寝ることです!
特に冬は空気が乾燥するので1日数回うがいをしたり、水を飲むなど喉を潤してあげましょう。
色が付いた痰が出るのは、体が異常のサインを出している証拠です。
安易に自己判断せず、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
後鼻漏かも!?
後鼻漏(こうびろう)とは、鼻水がのどに流れてくる症状を言います。
のどのイガイガや不快感、えへん虫が続く人が多いです。
原因として副鼻腔炎である場合が多いです。
後鼻漏の症状は・・・
- 鼻水がのどに流れる
- のどがいつも痛い
- 常に鼻炎である
- のどがイガイガする
- いつも痰がからむ
- 咳が長引いている
- のどに違和感がある
- 長く話していると咳が出る
1つでも上記のような症状がある人は、後鼻漏の可能性があります。
つまりのどの違和感は鼻が原因のことが多いのです。
鼻が悪くなる原因には
- 冷たいもの、水分の取り過ぎ
- 甘いもののとりすぎ、カルシウム不足
- 過労、睡眠不足
- ストレス
- 鼻が曲がっている
などです。
上記のようなことに心当たりがある人は、原因を取り除くことで、鼻・喉の症状が改善するかもしれません。
一度生活を見直してみるのもいいかもしれませんね。
早く良くなりますように・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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