こんにちは、マルミ(@marumarumi_chan)です。
迷いに迷った食器棚。
我が家は綾野製作所のLX(ラクシア)に決めました。
色んな家具屋さんへ足を運んで、専門家の話を聴いて・・・と大きな買い物だからこそ慎重に選びましたよ。
そんな私の体験をこれから購入しようとしている方の少しでも参考になればと、まとめてみました。
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綾野製作所とパモウナの違い
新築を建てるにあたって、これまで使用していた食器棚では小さいだろうと新しく買い替えることに。
ネットで検索みると、食器棚の2大メーカーのように書かれている『綾野製作所』と『パモウナ』。
実際に近所の家具屋さんへ行って2社の食器棚を見てみると、本当にきれいで「これが新築のキッチンにあるとテンション上がるなぁ~」と思ったくらい。
家具屋さんの話
15年ほど前は、今のような合板(?)のような食器棚が主流ではなく木製のもの(よく実家で見るような食器棚)が主流だったそうです。
パモウナは木製品を取り扱う技術が得意ではなく、15年ほど前は49800円などで販売されているようなお手頃な食器棚を扱っていたそう。
が、時代が変わって合板の人気がでてくるのと同時にパモウナもグイグイ人気が出てきたようです。
一方の綾野製作所は、技術も一流で細かいところ(見えないところ)まで作られているそうです。
引き出しの底の部分も綺麗に整えられているんですよ。
可能であれば、同価格帯の2社製品を見比べたり触ったりしてみると、すごく差がわかります。
そんな2社の大きな違いは『モイス』が付いているかどうか。
モイスについて
モイス(Moiss)とは、バーミキュライトを主成分とした天然素材のみで作られた建材です。
食器棚という小さいものではなく、本来は家などのような大きいものに使用されている内装材なのです。
そんなモイスの特徴、1つ目は『湿気を調節する』。
木造でできた家には大敵の湿気を吸い取ってくれ、さらには乾燥していると吸い取った湿気を吐き出し調節してくれる機能があるのです。
吸湿機能は、バスマットにも使用されているほどの実力。
我が家も使用している珪藻土バスマット↓も良いですよ。
ニトリ珪藻土バスマットのサイズや使用感は?使ってみた口コミ!
2つ目の特徴は『ホルムアルデヒドの吸着・分解』。
空気中の有害物質を吸着し、分解してきれいな空気を吐き出してくれるのです。
3つ目の特徴は『天然素材』ということ。
天然の粘土鉱物のバーミキュライトを主成分としているので、使用後はそのまま土に戻せるエコな素材。
子供がいる家庭にはアレルギーの心配もなくうれしいですね。
4つ目は『消臭機能』があること。
空気中の嫌なにおいを吸収し、綺麗な空気を吐き出してくれます。
綾野の食器棚はゴミ箱収納の上にまでモイスが使用されています。
※写真ではモイスは見えませんが・・・
我が家ではゴミ箱の中に直接生ごみを捨てていますが、モイスによって生ごみなどの嫌な匂いがしません。
もちろんフタを開けると、漂ってきますよ(笑)
そんなモイスを使用しているのが、綾野製作所の食器棚。
逆に使用していないのが、パモウナの食器棚です。
パモウナが食器棚にモイスを使用していない理由は
- モイスは汚れやすいのに、汚れをふき取ることができない
- モイスは水蒸気をためる性質があり、木製の食器棚には不向き
- モイスは交換が必要
以前までパモウナのホームページに上記の3点が記載されていたのですが、今では削除されています。
ここからはマルミの個人的な意見です。
1については、モイスの販売会社である三菱商事株式会社のホームページによれば、「布きんでふき取ることが可能」と「さらに汚れがひどい場合はやすり等で削り落とすことも可能」と書かれています。
2については、モイスの特徴1つ目で書いたように湿気を吐き出し湿度を調節するので、不向きとは思いません。
3の耐久性については住宅建材でも使用されているので耐久性は十分にあると思います。
事実、きちんとした試験も行われていることがホームページ上に記載されています。
以前使用していた食器棚にもモイスが使用されていて6年使用しましたが、汚れたこともなく、炊飯器の湿気もしっかり吸い取ってくれましたよ。
私が綾野に決めた理由
我が家の食器棚の希望が幅180cmの高さ270cmでした。
それをパモウナで探していました。
さらに希望が、ハイカウンター、ゴミ箱収納、カウンターにコンセントを2か所、上置きを天井高さまで・・・と盛りだくさん。
色んな家具屋さんを回って見積もりを取ってみると30万オーバー・・・。
しかもどこか妥協しないといけない、全部の希望が通っても希望の色ではないなど、あまり納得がいっていませんでした。
そんなときに新婚時代にお世話になった家具屋さんへ行ってみるとそこには綾野の食器棚が。
しかも私の希望通りドンピシャの食器棚があるではありませんか!
しかもパモウナとほぼ値段が変わらない。
綾野は高いとばかり思っていたけれど、パモウナとほぼ値段が変わらない。
ならば細かいところまで行き届いている綾野にしようとなったわけです。
お値段は35万円!でした・・・。
最初は、食器棚に35万かぁと躊躇しました。
しかし、食器棚って毎日使うもの。
きっと余程のことがない限り、一生使い続けるもの。
そう考えると、値段が高いのにも納得なのかなぁと。
高い買い物でしたが、収納もたっぷりできて大満足の買い物になりました。
参考になれば幸いです。