年に1度の健康診断。
歳を重ねるほど心配事が増えてきてしまって、自分も歳をとったなぁと改めて感じさせられます。
先日の健康診断で、ついに要精密検査の文字が!
子宮頸がん検診で引っ掛かったようで、コルポスコピーという検査を勧められました。
「もしかしたら癌なの?」「コルポスコピーって何?」と不安ばかりが頭の中をぐるぐる回ってしまって・・・。
そんなコルポスコピーをドキドキしながら受診してみて痛みや出血、施術時間などなど気になるところをまとめてみました。
スポンサーリンク
HSILと伝えられる
今年初めて引っ掛かってしまった子宮頸がん検診。
結果は「HSIL」。
急にアルファベットの羅列で言われても全く分からない・・・。
まず知っておかなければならないのが、子宮頸がんというものについて。
子宮頸がんというのは、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウィルスの感染が原因で発生します。
ヒトパピローマウイルスは100種類もあるのですが、そのうち子宮頸がんに関わってくるのは僅か15種類。
主に性交渉でかかるこのヒトパピローマウイルスは、性交経験がある8割近くの女性が一生のうちに一度は完成するそう。
なので、ごくごくありふれたウィルスなんです。
ほとんどの場合、感染は一時的で自然消滅していくのですが、まれに感染が長く続いて子宮頸部の一部に異常をきたし、数年~数十年かけて子宮頸がんへ進行していきます。
子宮頸がん検査で要精密検査になったということは、がんに進行する前の段階で発見できたということなんですね。
ちなみに子宮頸がん検診を受けた人の約2%が要精密検査になるんだそうです。
で、検査の話に戻るのですが、検査結果と推定される病変についてまとめられたのがこちらの表。
私の場合は「HSIL」。従来の細胞診では「クラスⅢ」でした。
なので「前がん状態」なんです。
まだ癌に進行していないとはいえ、「がん」と名前が付くとめちゃくちゃ不安に・・・。
検査結果を踏まえて、診察医からは「コルポスコピー検査」を勧められました。
コルポスコピー検査
コルポスコピー検査とは、肉眼では見られない病変を確認するために膣や子宮頸部の表面を拡大して観察する検査です。
通常、病理検査と合わせて診断します。
私の場合、診察自体は10~15分程度で終わりましたよ。
痛み
細胞を取るとなると一番気になるのが痛みですよね。
痛みのレベルとしては、腕をつねる方が痛いです。
が、検査自体の不安とお腹の中をぐりぐりされてる気持ち悪さが何とも言えない嫌な感じでした。
診察が終了した後も、お腹の違和感は拭えなかったです。
出血
細胞を取った後は止血をしてくれたのですが、それでも少しの出血はありました。
ただ、月経最後のレベル。
2~3日は色のついたおりものが出続けたので、ナプキンやおりものシートを使用しましたよ。
お風呂
当日お風呂は入ってもOKと言われましたが、腹部の違和感があってお風呂に入る気分ではなかたので、軽くシャワーで済ませました。
病院によっては、シャワーのみと伝えられる場合もあるようです。
その他
私が検査を受けた日は月経が終わった2~3日後。
生理前1週間や生理中は検査できないそうで、避けてくださいといわれました。
感想
とにかく不安でたまらなかった検査だったので、この記事にまとめてみました。
同じようにポルコスコピー受診予定の方の少しでも役立てれば嬉しいです。
この記事を書いているときには、まだ検査結果が出ていません。
2週間後に検査結果がでるので、再診察を受ける予定です。
とにかく良い検査結果が出ますように。