赤ちゃんの咳が止まらず苦しそうにしていると心配になりますよね。
痰がからんだときには、呼吸がゴロゴロといった音がしたり不安になります。
今回は赤ちゃんが痰がからんだ時の対処方法を紹介したいと思います。
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鼻水を吸引する
痰の原因は最近やウィルスを排出しようと体が反応して出る鼻水が喉に流れ込んだものです。
痰がからんだ時は鼻水も出ていませんか?
赤ちゃんの気道は狭く、少しの痰でも絡んで咳がでます。
また赤ちゃんは咳を出す力も弱いため、上手く痰が切れずに、呼吸をした時にゴロゴロ音がするのです。
原因となる鼻水を吸引してあげることで、少しは楽になるはずです。
部屋を加湿する
部屋の空気が乾燥していると、喉も乾燥し痰も粘り気を増します。
湿度計がある場合は湿度を40〜60%ほどに保つように心がけましょう。
湿度を保つためには加湿器を使ったり、洗濯物を室内干しにするなどするといいですよ。
水分を十分にとる
喉が渇いていると痰も粘り気があり、咳をしても取れにくいです。
水分を十分に取って喉を潤すことで、痰の粘り気も弱まり痰が出やすくなります。
ですので、水分はたっぷりとりましょう。
水分は常温か少し温かいお茶か白湯がいいです。
母乳でもいいですよ。
冷たい飲み物は気管が収縮してしまい、痰が余計に絡みやすくなってしまうので避けましょう。
背中を叩く(タッピング)
赤ちゃんが咳をした時に背中を軽く叩いてタッピングしてあげましょう。
叩くことで喉に張り付いている痰が出やすくなります。
叩く時には、手のひらを丸くしてポンポンと軽く叩く感じで行ってください。
背中を叩くのが難しい場合は、胸をさすってあげるのも効果的ですよ。
咳が出るタイミングを見ながら痰が出せるようにサポートしてあげてください。
赤ちゃんの喉がゴロゴロ・ヒューヒューなる時の原因や対処方法!
早目の受診を
上記のような対処法をしても中々良くならなかったり、あまりにもひどい場合は、早目に小児科か耳鼻咽喉科を受診しましょう。
痰は中々病院でも吸引することは難しいのですが、痰を切れやすくする薬などを処方してもらえるとおもいます。
痰が絡んで咳き込むと、夜眠れなくなるのは大人も子どもも一緒です。
睡眠の質が下がり寝不足も続くと、赤ちゃんの機嫌もだんだんと悪くなったり、食欲不振になることも心配されます。
病院を受診してもすぐに症状が良くなるとは限らないので、咳が続くようなら早目の受診をおすすめします。
また日頃から部屋を加湿したり水分をしっかり取らせるなどして、風邪を引きにくい環境を整えてあげることも大切になります。