朝、スッキリ目覚めることができると良い一日のスタートがきれますよね。
でも目覚めが悪いと最悪な気分に。
その上吐き気まで感じると、もう1日やる気をなくしますよね。
特に夏の暑い朝に吐き気を感じることが多くないですか?
そこで今回は、寝起きに吐き気を感じる原因と対処方法を紹介したいと思います。
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寝起きに吐き気を感じる原因
朝に吐き気を催す原因は5つあります。
- 胃に負担がかかっている
- 逆流性食道炎
- 低血圧
- ストレス
- 寝不足などによる疲労の蓄積
1.胃に負担がかかっている
前日の夜ご飯を食べ過ぎてしまうと、胃に負担がかかってしまいます。
胃では食べ物を消化するために胃酸が分泌されますが、食べ過ぎるとその食べ物を消化しようと大量の胃酸が分泌されます。
そのため大量の胃酸が胃に負担をかけてしまうのです。
また、夜ご飯を食べてから寝るまでの時間が短いと、食べ物を消化しきれないまま寝てしまうことになり、寝ている間に大量の胃酸が分泌されることに。
なので、朝起きた時に胃もたれから吐き気を感じるのです。
2.逆流性食道炎
逆流性食道炎とは、胃酸が食道に逆流し炎症が起きてしまう症状のことをいいます。
これは1の食べ過ぎと同じで、胃酸が大量に分泌されることが原因です。
食べ過ぎと違う点は、吐き気が強烈ということです。
さらに逆流性食道炎の場合は、強烈な吐き気以外にも胸焼けや喉の違和感もあります。
逆流性食道炎は飲酒・たばこなどをしている人に多い症状なので注意しましょう。
3.低血圧
血圧が低い人は体の働きが低下しやすいです。
ですので、胃腸の働きが低下し食事を多く食べていなくても胃もたれを起こしやすく吐き気を感じるのです。
さらに低血圧の人は寝起きに吐き気を感じるとともに、めまいも感じやすいので注意しましょう。
4.ストレス
ストレスが溜まっていると自律神経のバランスが乱れやすくなります。
自律神経が乱れると胃腸の働きが低下し吐き気を感じることがあります。
また、ストレスは胃酸の分泌を過剰にします。
胃腸の働きが低下しているところに胃酸が過剰に分泌されることで、胃腸炎を起こしやすくなり吐き気の原因にもなるのです。
ストレスは自分ではなかなか気づきにくいものです。
会社や学校へ行きたくないという気持ちがストレスの原因となっているのかもしれません。
5.睡眠不足による疲労の蓄積
夏の朝、寝起きに吐き気を感じやすいのはこれが一番の原因かもしれません。
熱帯夜が続くと夜なかなかグッスリ眠ることができず、疲労が蓄積していきます。
疲労が蓄積すると胃腸の働きが低下し、食べたものを消化しきれていない可能性があります。
そのために寝起きに吐き気を感じるのです。
吐き気の対処方法
吐き気が起こる原因を紹介してきましたが、これらを感じないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
まずは胃腸に負担がかかっていることが多いので、食べ過ぎに注意しましょう。
食べ過ぎていない場合でも、夜は油っこいものを控えて消化の良い食べ物にするなどにしましょう。
また、食べてすぐ寝る人は注意しましょう。
寝る3時間前には、できるだけ夕食を済ませるように心がけましょう。
仕事などの関係でどうしても夕食が遅くなる場合は、消化の良い夕食にしましょう。
夜ゆっくりとお風呂に入ることも効果的です。
夏などはシャワーだけで済ませがちですが、ゆっくり湯船につかることでリラックスでき自律神経も整いやすくなります。
また、血行が良くなり低血圧にも効果的です。
さらに疲労も取れやく、質の良い睡眠にもつながります。
ただ注意したいのは、食後すぐは胃腸に多くの血液が必要となります。すぐに入浴してしまうと、胃腸の血液が不足してしまい、消化不良を起こしやすくなってしまいます。
30分〜1時間は間を空けてから入浴するようにしましょう。
私の場合
ちなみに私の場合は、夏の暑い時期、寝起きに吐き気を毎朝感じていました。
思い当たる原因としては、睡眠不足とストレスでした。
子供が夜泣きするのと、寝相が悪くしょっちゅう足蹴りをくらわされ熟睡できませんでした。
加えて育児ストレス。
睡眠不足が続くとちょっとしたことでもイライラするんです。
私の場合、寝る前のパソコンやスマホも睡眠の質を下げていたのかもしれません。
寝る前に強い光を浴びると、睡眠の質を下げてしまうのです。
子供の夜泣きや寝相などは仕方がないことだったので、寝る前の30分特にスマホをやめてみました。
すると朝少しスッキリ起きられるようになり、徐々に吐き気もおさまりましたよ。
原因を取り除くことで、徐々に吐き気がおさまってきますよ。
これらの原因に心当たりがない場合は、一度病院を受診してみることをおすすめします。
少しでもお役に立てれば幸いです。