こんにちは、マルミ(@marumarumi_chan)です。
体外受精の移植周期(ホルモン補充周期)に入ると処方される「エストラーナテープ」。
薬といえば、飲み薬か塗り薬というイメージしかない私は、初めて体験する貼り薬というものに不安がいっぱい。
こんなシールみたいなもので、本当に効果があるのか?
副作用やテープを張る場所、そして最も気になる貼り忘れ(貼り換え忘れ)た場合の私の体験をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
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エストラーナテープの効果
私が使用したのは、「エストラーナテープ0.72mg」という久光製薬のものです。
肌色なので少し見辛いですが、楕円形の絆創膏のようなものです。
この薬には卵胞ホルモンが含まれていて、テープを貼ることで皮膚から薬を吸収して子宮内膜を厚くしていく効果があります。
私の場合、ホルモン補充周期初日(月経の開始初日)の晩から貼り始めました。
エストラーナテープの効果は2日間(48時間)なので、必ず2日に1回同じ時間に貼りかえるように指導されました。
私は4枚からスタートし、移植日が近づいてくると4枚→6枚→8枚と増え、なんと最大8枚!
2、3cmの小さなテープだけれど、8枚も貼るとさすがにお腹はテープだらけ(笑)
エストラーナテープの副作用
病院から事前に聞いていたエストラーナテープの副作用としては、
- 乳房が張る
- おりものが増える
- 不正出血
- かゆみ
- 動悸
- むくみ
などというものでした。
これら全てがあらわれるわけではなく個人差があると思います。
ちなみに私は、乳房の貼り、おりものの増加、かゆみ(テープを張った場所の)があらわれました。
エストラーナテープを貼る場所
エストラーナテープを貼る場所は、おへその下(下腹部)か太ももの内側です。
背中や腰は剥がれやすいので避けるように指導されました。
特に背中は、もしはがれてしまった場合、気づかないという危険。
腰は下着や服でこすれやすく剥がれやすいそうです。
また、貼りかえる場合は場所をずらして貼り換えましょう。
かゆみが出て肌荒れの原因になりますよ。
移植日が近づき、8枚ともなるとお腹だけでは貼れず、内ももにも貼ることになります。
が、私の場合、内ももはとても剥がれやすく1日持たないことも・・・。
1/3以上剥がれた場合は、すぐ貼りかえるように指導されたので、予備のテープを貼り換えていました。
予備のテープを使用した場合でも、本来の貼り換え予定日には、すべて新しいものに貼り換えるようにしましょう。
どれを貼りかえたのか分からなくなるためです。
エストラーナテープを貼り換え忘れた場合
そして最も危険なのが、エストラーナテープを貼り換え忘れた場合です。
実は私、コレをやってしまったんです。
エストラーナテープを貼り始めると、妊娠判定までは常に決められた枚数のエストラーナテープが身体に貼られている状態です。
しかも貼りかえるのは、2日に1回、夜。
となると忘れやすいんですよね・・・。(言い訳ですが・・・)
しかも私が貼り換え忘れたのは、移植日も決定していて黄体期に入っていた日でした。
ちなみに私は、お風呂に入るときも貼ったままで、寝る前に貼りかえるようにしていました。
貼り換え忘れがないように、携帯でアラームまでセットしていたのにも関わらず、息子を寝かしつけたと同時に寝落ちしてしまったのです。
アラームも無意識に止めちゃっていました・・・。
気づいたのは次の日の朝。
なので、約半日ほど交換していない状態だったわけです。
すぐに貼り換え、病院へ連絡。
先生から言われたのは
「貼り換え忘れたことによって、移植にどう影響がでるかは分からない。
このまま移植を進めてとお願いされれば移植をするし、不安が残るまま移植をしたくないなら一度リセットして次の周期に移植をしましょう。」
と言われました。
ですよね・・・。
効果は、48時間だし、同じ時間に貼りかえてと指示されたのも、それなりの意味があるからなんだよね・・・。
私の中では1周期でも無駄にしたくないという思いはあったけれど、それよりも大変な思いをして育てた貴重な卵を少しでも不安が残るまま移植したくないという思いが強かったのです。
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移植後もしも上手くいかなかったときに、あの時のエストラーナテープの貼り換え忘れがなければ・・・と後で後悔するかもしれない。
だから、1度リセットをして次の周期に移植することにしました。
ホルモン補充周期は移植前になるとエストラーナテープだけではなく、色んな薬が増えてくるので管理が大変ですが、間違えないようにしたいですね。