こんにちは、マルミ(@marumarumi_chan)です。
朝起きたら突然子どものまぶたが腫れていて真っ赤!こんな状況の時ってありませんか?
実は私も朝子どもが起きたら突然顔がパンパンでびっくりたことがあります。
原因は何なのか対処方法、また病院を受診するなら何科を受診したらいいのか気になりますよね。
今回息子が経験した事もまとめてみましたので、参考にしてみてください。
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3つの原因
子供の目が赤く腫れてしまう原因として考えられるのが以下の3つです。
- 麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
- 花粉症
- 眼瞼ヘルペス
この3つについて、それぞれの原因と対処方法を一つずつ紹介したいと思います。
麦粒腫の原因と対処法
1つ目の原因が「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」という病気です。
これはいわゆる「ものもらい」や「めばちこ」と呼ばれるもので、罹ると片目、もしくは両目のまぶたが腫れるものです。
この麦粒腫の原因はまぶたの粘膜の分泌腺に雑菌が感染することで起こります。
雑菌で汚れた手で目を擦ったり、コンタクトレンズなどが原因でよく発症します。
麦粒腫の症状は、まぶたが赤く腫れあがり、まばたきをしても痛みを伴う場合があります。
他の病気との違いはまぶたにしこりがあるので、子どもが症状を伝えられない場合は、腫れているまぶたを触ってみてしこりがあるか判断しましょう。
麦粒腫に感染すると、点眼薬などの薬を使用することになります。
また、抗生物質や抗炎症の内服薬を併用する場合もあります。
約1週間程度治る場合がほとんどですが、まれに数ヶ月かかる場合もあるようです。
ものもらいが出来ているときには
- 十分な睡眠をとる
- 刺激物(辛いもの、甘いものなど)をさける
- コンタクトレンズを控える
- アルコールを控える(これは子どもには関係ありませんが・・・)
など、規則正しい生活をおくるようにしましょう。
花粉症の原因と対処方法
2つ目の原因は花粉症です。
花粉症は特定の時期に起こる季節性のアレルギーです。
原因となる物質は人によって様々ですが、多くの人は春ごろに起こるスギ花粉や秋に起こるブタクサやヨモギなどの理由が有名です。
ちなみに私の兄は病院で「雑草花粉」と診断され、1年中花粉に悩まされています。
なので、春じゃないからという理由で、花粉症ではないと判断しないようにしましょう。
最近では子どもの発症も増えてきていて、症状は大人と同じで鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどです。
アレルギーを起こしやすい体質というのは遺伝しやすいのですが、まれに家族にアレルギー体質の人がいなくても発症する場合もあるため注意が必要です。
残念ながら花粉症は1度発症してしまうと一生付き合っていかないといけないものなので、アレルギーの花粉が特定できたら、その時期に対策をしてあげることが大切です。
- 洗濯物を外に干さない
- 花粉が付きにくい洋服を着せる
- 上着は玄関で脱ぐ
- 外から帰ったら手洗いうがい
などです。
小さい子どもの場合は、外出の際につばのついた帽子をかぶせるだけでも顔に花粉が付く量を減らすことができます。
また、外遊びは花粉が飛ぶ午後を避け、午前中に遊ぶなどするといいでしょう。
まぶたが腫れて点眼薬を処方された場合、子どもは嫌がる場合があるので無理にさすのはやめましょう。
せっかくさしても、泣いて嫌がると目薬が流れ出てしまいます。
目薬をさす場合は、寝ているときなどがおすすめですよ。
熟睡しているか確かめてからにしましょうね。
まつ毛を触ってみて反応がなければ熟睡している証拠ですよ。
眼瞼(がんけん)ヘルペス
最後に、瞼が腫れる原因にはヘルペスが原因の場合もあります。
麦粒腫と症状が似ているので、判断が難しい場合もあります。
特徴としては瞼が腫れるだけでなく、小さな水ぶくれができるのも特徴です。
眼瞼ヘルペスには、単純ヘルペスと帯状へルペスの2つに分けられます。
子供によくみられるのは、単純ヘルペスで体の抵抗力が低下した時に発症しやすくなります。
数個の水ぶくれがまぶたにでき角膜ヘルペスを伴うこともあります。
まぶたの水ぶくれは1~2週間程度で治りますが、悪化させないためにも罹ったらすぐに病院を受診しましょう。
病院は何科を受診?
病院は眼科の受診をおすすめします。
麦粒腫か花粉症か迷った場合でも眼科に行けば診断してもらえます。
花粉症と判断された場合には、小児科などでアレルギー検査をしてもらい何の花粉が原因か判断することも可能です。
しかし、アレルギー検査は子どもに負担がかかるため、それほどひどくない場合は子どもが症状を訴える時期などである程度の花粉を判断することも可能です。
まず、まぶたが突然腫れた場合は、病院を受診し医師の診断を仰ぎましょう。
息子の場合
ちなみに私の息子も2歳の時、朝起きたら写真のような感じでまぶたが突然腫れていたんです。
普段は二重のパッチリおめめがウソなくらいパンパンでしょ?
別人過ぎて笑いが出るくらい(笑)
病院(眼科)を受診した結果、花粉症の診断をされました。
家族・親戚にはアレルギー体質の人はもちろん花粉症の人もおらずビックリでした。
そもそも「こんな小さい子が花粉症を発症するなんて!」と信じられない気持ちでした。
今では1歳未満の子や2歳から花粉症になる子も珍しくないそうです。
眼科では2種類の目薬を処方され、1週間もたたずにまぶたの腫れはおさまりました。
が、まだ外遊びなどをするとまぶたを擦って痒そうにしています。
まぶた周辺はこすり過ぎで肌がカサカサ。
ちなみに息子は肌も弱く皮膚科も定期的に受診しています。
まぶたの腫れがあってから皮膚科の先生に「以前まぶたが腫れて・・・」と話をすると、「肌が乾燥していると肌に花粉が付着しやすくなるんですよ」と先生。
健康なすべすべの肌は花粉が肌に付かず滑り落ちていくけど、肌が乾燥していて皮膚の表面がガサガサだと花粉が肌のガサガサに引っかかり付着するそうです。
皮膚科の先生が言うには、
「一時的に花粉に反応しているだけで乾燥している肌荒れが改善されれば、目の方も良くなる。
まだ花粉症とは言い難い。」
息子にとってはうれしい言葉でした。
その後しばらくして肌荒れが改善され、瞼もそれ以降腫れることはありませんでしたよ。
めでたしめでたし。
まぶたが突然腫れた場合は、まず眼科への受診をおすすめします。
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