子どもへのおやつはどのくらいあげたらいいんだろう?って悩んだことはありませんか。
おやつをあげ過ぎると3度の食事を食べなくなるし、肥満も気になる。
逆に少ないとお腹が空いているんじゃないかと心配に・・・。
そこで今回は子どもへのおやつの量の目安を紹介したいと思います。
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子どもへのおやつの必要性
子どもはまだまだ体が成長途中で、1日に必要なエネルギーは多くなります。
しかし、大人と比べて子どもは1日3回の食事では1日に必要なエネルギーを取ることができないのです。
さらに、幼児期に入ると「むら食い」も多くなってきます。
そこで必要なのがおやつなんです。
おやつを与えることで不足するエネルギーや栄養素を補っていきます。
また、日本人に不足しがちなカルシウムなどを補うにはいい機会です。
子供に必要なおやつの適量
子どもが1日に必要なおやつのエネルギー量は、1日のエネルギー量の15~20%が適正とされています。
おやつからたくさんのエネルギーを取り過ぎると食事時間がきてもお腹がすきません。
おやつが増え食事の量が減れば栄養のバランスが取れなくなります。
取り過ぎたエネルギーは体内で脂肪に変わってしまい、皮下脂肪となり蓄えられます。
かといって食事量を制限することは、やってはいけないことです。
子どもは毎日成長しているので、食事を制限すればエネルギー以外の成長に必要な栄養素が取れない可能性が出てくるからです。
エネルギー量の15~20%と言われても想像がつきませんよね?
ちなみに1~2歳児の場合は約150kcal。
3歳児の場合は約200kcalとなります。
牛乳コップ1杯程度(150ml)で100kcalなので、他に果物やお菓子などで約50kcalの物をプラスしてあげればおおよそ150kcalになりますね。
50kcalの食べ物ってどんなものがあるのでしょうか。
次の項目で紹介していきます。
50キロカロリーの食べ物
約50kcalとなる食べ物は以下の通りです。
- バナナ1/2本
- みかん中1個
- リンゴ中1/2個
- さつまいも中1/4本
- ハードビスケット 2枚(約20g)
- フライドポテト 10~15本(約50g)
- ベビーぼーろ 20粒(約15g)
- カステラ 1/2切れ(約15g)
3歳児の場合はこれらを倍にしてもいいし、2つ組み合わせてあげてもいいですね。
子供へおやつのあげ方のポイント
- 1日1回
- 食欲がないときは控えめに
- 子どもの要求ばかりのまない
おやつは1日1回と量と時間を決めて食べさせましょう。
食欲旺盛な時は朝食と昼食の間、昼食と夕食の間と2回にしてもかまいません。
ダラダラ与えるのはよくありません。
糖を何度も分けて取っていると虫歯を作るばい菌の大好きな「歯垢」ができ虫歯にかかりやすくなります。
歯につきやすい食品ほど虫歯になりやすいので、あめ類・チョコレート類などは特に注意が必要です。
虫歯を予防するためには正しく歯を磨くことが大切ですが、その前におやつの与え方をきちんとすることが大切です。
逆に1日遊びが少ないと感じた時や、食欲が少ない時には控えめにしましょう。
3色で十分な栄養が取れたと感じた時は、水分の補給程度でやめておきます。
水分の補給はお水やお茶にします。
牛乳も立派なおやつです。
水替わりにと与えるのはやめましょう。
子どもの要求に負けないようにするもの大事です。
おやつばかり与えると子どもの頃の肥満につながりかねません。
子どもの頃の肥満は将来の生活習慣病につながる可能性があると言われていますので与え方はとても大切です。
食べ終えた後にはお茶か水を飲ませましょう。
お茶か水を飲むことで口の中の掃除になります。
子どもと楽しいおやつタイムを!